入社のきっかけを教えてください。
工業高校で学んだことを活かしたいと思い、古俣工業に入りました。現在は鉄板を曲げたり丸めたりする「板曲げ加工」を担当しています。仕事を教えてくれた先輩が定年退職をした今、社内では専任者が自分だけになり、ほとんど一人で作業しています。
板曲げは決して簡単な工程ではありません。個人的には、性格の向き不向きもあると思います。ただ機械を操作するのではなく、「どうやったらうまく曲がるか」を自分の頭で考えることが重要です。
仕事でやりがいを感じるときはいつですか?
曲げ回数の多いものや、複雑な形状の曲げ加工がうまくでき、「すごい」と褒めてもらった時はとてもうれしく、やりがいを感じます。また、板曲げは製造の最初の工程です。その後の作業がつかえないよう、大きい製品や複雑な製品から先に取り掛かるようにしています。
専任の私でも底知れないほど板曲げ加工は奥が深いですが、難しい曲げでも効率よく加工できるように、今後も腕を磨いていきたいです。